憂い
とある宗教に属しているけれど過去形のような現在形のような
そもそも始まりは母であり、ものすごく人生に迷っていた。
その時代の人は多かれ少なかれ激動の時代を生きてきたので
大変な人生を歩んだ人も多いかと思う。
誰しも幸せな人生を生きたいと思うけど、
母の場合伴侶に恵まれなかったこともあり最後まで
望んでも手に入らないものを追い求めていた。
子供の頃からその迷いに巻き込まれ、宗教遍歴に付き合わされる
ということを余儀なくされたせいか成人する頃には
すっかり宗教嫌いになったことは言うまでもない。
それでも最後に根負けして始めたものがあり、予想に反して
規定概念を覆されたので、自ら進んでやるようになり
それをやる価値があると思っていた
しかし、あることを機にその宗教が変貌していったため疑問が勝った
子供の頃なぜ宗教嫌いになったかといえば
何が正解か迷うことのみがはっきりしたから
そういうたぐいとは違うと思っていたが
どうも人間というのは金と状況でやはり変貌していく
ものだな と ある時まではそれでも尚信じれるものがあり
これは違うのだろうと思ってはいたがどうもそうではないらしい
ここだけは というものが崩れると価値はなくなってしまう
世の中にありとあらゆる「説く」人がいるが
当初のままであり続けるのは人間には無理があるらしい
だんだん醜聞の方が大きくなると、大きく得たものはあるけど
そもそもどうだったんだろうかと思う
まあ人間が生きていること自体謎だらけではあるんだが・・